Vol35 No12 12 April 2008


--- Ileach Japan ---
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Vol35 No12


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表彰されるライフ・ボートの隊員たち



今年1月のトロール船ニアフ・アーニェの乗組員救助に対し、アイラ・ライフボートの隊員たちはRNLIから表彰されることとなった。
写真:アイラ・マッキーカーン






「アイル・オブ・アラン号」西方諸島へ移動させようと呼びかけるマッキノン



アイラのフェリー

ここしばらく語られなかったこの話題を、今週「プレス&ジャーナル紙」に公表をしてくれた前西方諸島議員で現西ウイスト島コミュニティ・トラスト「ソーラス・ウイシュチュ」会員のロナルド・マッキノンに、アイラの人々はある程度は感謝するべきだろう。西ユイスト島のロッホボスデルとマレイグ間に新しいフェリー航路を導入するよう、多くの人がロビー活動をしていた。はかばかしくない過程を経てフェリー不要という人々の考えを変えるのは止めて、この新フェリーを実現するには、適切な船がないという根本的な問題があった。ところが、誰かが船はあると言い出し、どれかと思ったら、その船が「アイル・オブ・アラン」らしく、これが問題だっだ。マッキノンは言う、「私が考えていたのは、アイラでタンクローリーや他の荷を運んでいるカルマック社のフェリーをロッホボスデルとマレイグの間に就航させ、アイラの貨物輸送にはカルマック社がペントランド・フェリー社から購入するフェリーを使わせるということだ。」
しばらくの間、さまざまな場所で魔法使いのようなしわがれ声で話しに加わったこの人物は必然的にオークニーにも関与している。彼のアイデアはペントランド・フェリー社が所有し、ペントランド湾で運用している、今ではひどく旧式の「クレイモア号」を、カルマック社に買うか借りるかさせるということだ。ペントランド・フェリー社には、今年、新型の中速双胴船が導入される予定で、理屈から言うと「クレイモア」は退役し、売るか貸すかされることになっているのだ。
この問題はさらに、冬の間、アイラで就航していた2隻目のフェリーの運行がいかに危ういものだったかを明らかにした。昨年のクリスマスと新年のこと、埠頭に多くの乗客が置き去りにされた時、「貨物便」だからとだけ説明されたが、実際は乗客85名の「貨物便」の許可しか受けていなかったのだ。昨年、延期が続いた入札を落札してカルマック社は契約したが、その契約外で運行されるため、この「貨物便」は恐らく公的補助金なしで運営されている。つまり、いつ撤収されてもおかしくなかったのだ。夏時刻表期間中のアイラでの2隻運行は契約に含まれるので、交渉するようなものではない。ただ、アイラで運用される船の形式、大きさについて契約は規定していない、だからこそ、理屈では「クレイモア」を使うことも可能だなどと言われてしまうのだ。
カルマック広報部長のヒュー・ダン・マクレナンはプレス&ジャーナル紙に述べた、「どのフェリー運行会社も同じですが、私たちはペントランド湾で運行される双胴船に興味を持っています。その試運転の結果を待っておりますが、それまでは運航するための船もなく、マレイグ=ロッホボスデル間の運行提案についてお話できることはありません。」

イーラハ
ザ・プレス&ジャーナル
カトリオナ・ベルに感謝します






撮影中の「A History of Scotland」



11月にBBC2で放送される新シリーズ「スコットランドの歴史」の撮影の合間に、考古学者でテレビ解説者のニール・オリバーはフィンラガンについてローナ・マッケンジー、ドナルド・ベル、ドナルド・マクファージェンと意見を交わした。






新技術



マーク・アンズワースとアンディ・ジョンソン、ブリューイクラディーの熟成庫にて

デジタル写真家のアンディ・ジョンソンはブリューイクラディー蒸留所で撮影を行なったが、これはアイラ・スタジオのマーク・アンズワースがこれから発売されるハッセルブラッド製新型画像編集ソフトを体験する機会ともなった。
機能の1つは撮影された画像を直接ラップトップ・コンピューターに送り込むことで、メモリカードは不要となり、カメラ、ピント、露出設定などをカメラに依存することなくコントロールできる。
マークが選ばれたのは、彼が最近ハッセルブラッド・デジタルカメラを使い始めたためで、これは彼にとってデジタル写真の開発スピードを実感する非常に有益で不可欠な経験となった。
スコットランドをリードする独立系蒸留所の1つで写真撮影をする機会は、アンディにとって願ってもない申し出だった。






リズ・サイクス



アイラ・ハウス・スクェアの自分の工房で仕事をするリズ・サイクス

ろうけつ染めアーティストのアーティストのリズ・サイクスと夫のデイブは1974年からずっとアイラに住んでいる。リズは細菌学関連ジャーナリスト、デイブは技術系翻訳家だったが、アイラに住むため仕事をやめ、デイブの両親が所有していたかつての石炭小屋に手動のアダナ印刷機を置いて小さな凸版印刷業を始めた。ドモイーの丘に引っ越し、手差しのビクトリアン自動印刷機に変え、リズがペン画を描いて観光関係の印刷物を刷った。1976年には自作の最初の「アイラカレンダー」を生産した。本島への販売を増やすため、デイブはペイズリーの通りでスーツケースを広げ、1日かけて伝統的な手描きの絵の付いたカレンダーを売った。この仕事には行商人の免許は要らなかった。ペイズリーの警察はそんな彼に遠慮がなかったので、警察官の横で我慢できたのは40分に過ぎなかった。
1979年、アイラ・アート&クラフト・ギルドが地元で生み出された作品のためにクラフト・フェアを開催しようとしていたが、リズはその設立者のひとりだった。リズはバーレーン産のインド風ろうけつ染めをもらい、ひとつにはクラフト・フェアーに華やかさをもたらすため、ひとつには彼女の子供のケリーとブライアンと一緒にいるため、1982年にこの手法を使ってみようと決意した。
彼女は染めを繰り返し、絵を創り上げるろうけつの手法に引き込まれていった。彼女はアヴィモア、グラスゴー、ハロゲートの恒例の見本市で展示を行なった。徐々にだが、このユニークな芸術家の評判は上がり、道を通って野原を越え、わざわざポート・シャーロットの丘の上の彼らの小さな家へ明日を運ぶ人々の数は増えていった。ニワトリを押しのけて通り、豚とヤギに挨拶し、潜在的な顧客たちが彼女のキッチン兼スタジオに入ると、いっそうの精巧で、人をひきつける作品を作成する彼女に出会った。
2000年、リズはブリッジエンドのアイラ・ハウス・スクエアに工房を構える最初のアーティストとして入ったが、これは大きな前進となった。それを「大変な冒険、夢の実現」と評する彼女は、現在、キッチンのテーブルよりも明るく、快適なスタジオで仕事をしている。仕事中はいつもコーヒーがあり、長く活躍してきた最有力なアイラのアーティストの仕事を鑑賞し、賞賛するに相応しい素晴らしい環境となっている。ろうけつ染めの多くはアイラの主題で、明るく楽しいもんばかりではないが、世界中の多くの人々が、現在、彼女の絵がかもし出す雰囲気を家に持ち込むことに喜びを感じている。




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