碓氷線の廃線から10年以上が経過し、現在では「碓氷峠鉄道文化むら」として鉄道ファンが足を運んできます。すでに180万人以上の来場を記録しているほどです。
鉄道文化村では、旧線(アプト側廃線跡)を遊歩道として整備をしており、めがね橋まで66.7‰の道をのんびりと探索することができます。
この区間は、ベビーカーも押して行けるので、家族みんなで行く事が出来ます。やはり、天気は晴れで、昼間の明るい時間に行くのがお勧めです。
今回の写真は、峠の湯からめがね橋まで峠を登り続けて行きます。66.7‰の坂がずっと続いているのが感じられるでしょうか。
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早速1号隋道(トンネルって言うのが普通ですね)が口を開けています。以前は不気味な雰囲気もありましたが、最近では軽登山といった風に歩いている人が多いので、気軽に突入することができました。 |
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やはり明治時代に作成したレンガ造りのトンネルですので、所々に補強した跡があります。遊歩道として開放するには必要な事ですね。 |
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トンネルが連続してある風景は、昔の本線という風な感じが強く、そこを歩いて行けるというのが廃鉄の楽しみ方でしょう。
見ての通り、多くの人が歩いています。 |
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めがね橋までの最後のトンネルです。軽く左カーブしており、直接光が入らない部分もありますが、照明がずっと照らしているので不安は大きくありません。子供たちも懐中電灯を振り回して楽しんでいました。
それにしても、非常にノスタルジックな雰囲気でした。 |
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徐々に光が大きくなり、めがね橋が見えてきました。コントラストが大きいので、トンネル内が真っ暗に見えますが、実際には十分な明るさがあります。 |
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真っ直ぐ延びた橋が向こうの山のトンネルまで続いています。橋の上を歩いていても、ここがめがね橋という感じがしません。ガッシリと落ち着いた橋であり、明治に造られた100年以上前の橋とは思えません。 |
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新緑の季節の碓氷の山々。紅葉の季節も良いですが、緑に染まった山も心を落ち着かせてくれます。
なお、橋の上には「説明員」がおり、峠の歴史などを説明してくれます。 |
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橋の下から見上げると、あの有名なめがね橋です。整備されたことにより、10年前よりもずっと新しい構造物に見えました。
この景色をいつまでも残したいですね。
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