2002年

九死に一生?スペシャル
別においらの事じゃないんだが・・・
でも少し責任を感じているトコもあるわけで
ネタにするのにちょっと引け目を感じる(おにー)


                  8月27日

少々曇りがちだがお日様がちょくちょく顔を出してる。
今日は後輩二人と富良野へ。クラブマンの
おすぎとドラックスターのM山である。

M山は免許取りたて、DSは新品
おすぎは以前おいらが乗っていたGBを買って主に街乗り
うーんツーリングビギナーなのか・・・、チョい不安
まあ飛ばさずにゆっくり行こうね。
んっ、前にもそんなこと言ってたことがあったかも・・・。
気にしない、気にしない、そんな昔のこと。
10:00 さあ出発だ


R12を岩見沢へ。M山の地元なのでヤツが先頭、続いておすぎ、しんがりがおいら。
地味に混んでるな〜。ヤツらがいるからすり抜けもできんし・・・。
たっぷり時間掛かって岩見沢のセブンに到着。もうすでに 11:00

少しだけ休んですぐ出発。
あちーなー。この間まですっげー寒かったのに・・・。
天気予報では平年並みらしいのだが、
いままでが寒すぎたんじゃい!
ジャケットの前を全開にして
道道917〜116で桂沢湖へ
信号が少ないのでR12三笠から抜けるより好きな道だ。
飛ばさずのんびりペースでR452へ合流。


途中で物っ凄く遅い車片側交互通行でペースが極端に乱れる。
んもー、1人だったらこんなのとっくにぶっちぎって快適に走れるのに〜。
きっと魔が差したんですねー。追い禁が終わったとたん、
ブチッ!
(何かが切れる音) 
めくるめく快楽の世界へ、一人旅に出て行ってしまいました。
だってだって・・・。

快楽に浸っていた自分を現実に戻してくれたのがこれ。
三段滝の少し手前にあるひまわり畑。黄色がまぶしい。
思わず停車。すっげーキレイ。あれっなんで俺1人・・・。
5分後
おすぎとM山到着。わりいわりい、つい出来心で・・・。
合流後はおとなしくついていくことに。
道道135からR38を富良野へ。さあーカレーだ。

12:30 富良野の「唯我独尊」に到着。
ちょうどお昼時でめちゃ混み。しゃーない待つか。
美味しそうなニオイが
拷問のようだ。外で15分、中で20分ほど待つ。


カレー登場!
マジ美味い。コクのあるかるい苦味が癖になる。
3人で物も言わず食べ尽くす。ふわ〜しあわせ
それにしても暑い!。カレーの辛さで汗が吹き出る。
でも天気が良くて美味しいものも食べて来て良かった〜
ビバ!富良野  また来るぜっ!
お土産のカレールーを買って 13:30 出発!


行きと同じ道をたどり、んでもって桂沢湖から夕張にぬけよう。
そう言って走り出してまもなく、なぬ〜先頭のDSの後輪から煙が・・・
慌てて路肩に停めさせて見てみると、スイングアームと車輪の間に何か挟まってるぞ。

なんじゃこりゃ・・・

盗難防止用のロックが挟まってる〜  なして???
M山曰く、シートに括り付けてあったロックの袋から落ちたらしい。
(前頁の2枚目の写真参照 赤い袋が・・・)
ロックに削られたタイヤの側面が痛々しい。でもまあ走行には問題なさそうだ。
後輪のホイ−ルに挟まってたらそっちのほうが危なかったよ。まあ不幸中の幸いだったな。
多少のトラブルは旅のスパイスだぜ。
そう言い聞かせて再出発。


R452を今度はおすぎが先頭で走る。途中まで快適!。
でも山道に差し掛かるとまた悪い癖が・・・
追い禁終了でおすぎがバスを抜きあぐんでいると、
ブチッ!
うほほーい、たのしー。またもやひとり旅。
R452って途中で桂沢湖から左に曲がってるんだっけ。
まっすぐ行くと三笠に行ってしまう。
曲がり角のとこでヤツらを待つか・・・。
5分後
おすぎ到着。
手で停まるよう合図したが、先に行けって勘違いしたみたいでそのまま行っちゃった。
まあいいか夕張方面には行ったからすぐ追いつくだろうし。M山来たら追いかけよう。

だが一向にDSが来ない
迷ったか?でも一本道だし、ヤツはこの辺の道は知ってるはずだし・・・。
おいおい、携帯も圏外だよ。これはまずい展開かも・・・。


落ち着け、まず落ち着け

ケースその1  遅い車につかまってる。いやそれにしても遅い。
ケースその2  ガス欠か? いや行きに岩見沢で入れてるし・・・。
ケースその3 またロックが絡んだか? それで停まってる? ありうるな〜。
ケースその4 事故ったか?初心者だしバイク買ってまだ1000キロだし・・・。

やばっ!まずもどってみよう。 
おいらのほうが事故りそうな勢いで芦別方面に走り出す。
やばいよやばいよ〜




どうしよう・・・
事故ってたらマジやばい。
いろんな悪い事が頭の中を駆け巡る。
しばらく走ると路肩にDSが・・・。その傍らにはM山が普通に立っていた。
良かった−! 死んでなかった
そばにZRXを停めて聞いてみる。なしたのさ?トラブル?ガス欠?
「いや〜事故っちゃいました〜」
なぬー、やっぱりか!
「でも事故って言っても路肩から落ちただけですけど・・・。」

へっ?何それ。


説明しよう
追い禁解除により、しんがりからZRXがぶっこ抜く
それに続いてDSがバスを抜く。おすぎついて来れず
DSも前にはついて行けず、ひとり旅のままカーブのきついセクションへ。
きつい左のコーナーでオーバーペースのDS曲がりきれず、対向車線へ・・・。
はみ出したとたん対向車。なんとかかわすもののそのまま右の路肩へ・・・

金属製のFフェンダーとRフェンダーに傷とへこみが
でも案外大した(?)ことなくてよかった。
M山にも怪我はなかったみたいだ。ふぅ〜よかった〜
路肩に落ちたバイクは何人かで引き上げてもらったらしい。
んっ、それにしてもおすぎは・・・。
M山曰く、気づかないで通り過ぎていったそうだ。
だからかー、置いていかれたと思って行っちゃったんだ。


なんとか走れそうなので、とりあえず夕張をめざす。
枯れ草と草の汁がついたM山の背中が痛々しい
時速60キロ。法定速度内。やはり事故の後遺症か?ココロの・・・。
たっぷり時間をかけて夕張の
快速旅團に到着。おすぎと合流 16:00

Rフェンダーは少しタイヤに干渉してた。
手で曲がらないので團長にペンチで出してもらう。
壊れているとはいえ、新車にペンチで・・・。ううさぶ−
その他にもライトがひしゃげてて、ハンドルも曲がっとるがなー
でもマフラーには全然傷がない、不思議
M山の手首も打撲で痛々しい。
アクセルを開けるのが辛かったらしい。

旅團ですこしなごむ。
おすぎとおいらで傷心のM山にコーヒーとケーキをおごる
M山はまだ実感として沸かないらしいが・・・。
後からくるよ〜、ボディブローのようにじわじわと。
まったりとした時間を過ごして 17:30 出発
峠はやめようね、R274で札幌へ向かう

19:00 札幌到着

その足でDSはバイク屋に向かいました。
そういえばDSのライトはずーっと道路標識の看板を照らしていた、超ハイビームで・・・。


それから1時間後・・・


焼肉に興じるおいら
後輩が事故ったことも忘れて
やっぱかな〜

今回の反省

ちゃんと引率すること

快楽に浸らないこと

ネタにしないこと

帰りたい?