2004年
今年初ツー 雪山へGO |
日帰りながら350Km
こんな過酷になるはずじゃなかったのに・・・
これじゃ今年も先が思いやられるかなぁ
良い天気!
5月6日
9:00
風強いなぁ。。。
昨日は風も穏やかで暖かだったのに…
でもまあ晴れ男シゲと一緒だから、雨はまずなさそうだ。
シゲは高校時代からの友人で、今は東京で働いている1児のパパだ。
愛機は帰省した時だけに乗るため、わざわざ去年復活させたCB750F。
シゲとは数え切れないほど一緒に走ったなぁ。不思議な事に彼と走る時は9割方晴れ。
今日も期待出来そうだなぁ。たのむぜ晴れ男!。
それにしてもオイラの友人にゃあ晴れ男が多いこと多いこと。(←1部を除く・・・)
当初予定していた海沿い積丹ルートはきっと強風だろうから、内陸富良野方面へ。
気温も高そうだ。海の幸も捨てがたいが、富良野といえば・・・フフフ、アレがあるじゃん!
そうと決まれば善は急げ。9:30出発
高速で一気に岩見沢へ。途中風速11m… 内陸に向かう意味ないじゃんねぇ。
岩見沢からはお気に入りルート、三笠〜桂沢湖〜富良野コース。交通量も少なく快適♪
10:30 三段滝で休憩。さすがに山間は寒いなぁ。。。
一服してから今回のツー最大の目的 「唯我独尊」のカレーをめざす。ああ〜腹減ってきた。
11:20 唯我独尊 到着。
香ばしい匂いが漂っているなぁ。速攻いつものソーセージカレー(1050円)を注文。
これこれ!この味がやめられないんだよなぁ。
あっという間に平らげ、ふう〜満足じゃぁ。でも大盛りにすればよかった・・・。
やっぱ美味い!
腹も作ったし、さて次の予定は?。そういえば全然考えていなかったなぁ。
どうしようか?。とりあえず店も混んできたので、駅前でまったりすることに。
まずは記念撮影
すっかり観光客と化して写真撮りまくり。ほとんど自己マンの世界へ。。。
いや〜暖かくて気持ちいい〜。やっぱこっちにして正解だったな。
シゲの提案で凌雲閣で温泉に入ろうという事に。
でもそこドコ?大雪の方?山間?っていうか自分、行ったことあんでしょ?
シゲのカミさんにネットで調べてもらうと、上富良野から20キロ程山に登るらしい。
かみふならすぐだし、そっから20キロなら結構近いじゃん。
いざ十勝岳温泉へGO。13:00 いつもながら行き当たりばったりの旅・・・。
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走行写真に挑戦。良い子はマネしないでねん
のんびりペースで進む道の右側には十勝岳連峰が見える。いいロケーションだなぁ。
R237から途中右に折れると正面に雪化粧された山々が。まるで絵みたい。
でもあそこに行くんだよねぇ。あれ?何かヤな予感。。。
上富良野の町を抜けると少しづつ上りになる。整備されていてキレイな道路。
快適〜♪って思っていると、道路情報の看板が・・・
「路面凍結 夏タイヤ禁止」 ゲ〜、マジっスか???
かなりヤバそう・・・。でもまだ日は高いし気温もそんなには低くない気がするけど。
行けるトコまで行ってみましょう。ううっ寒くなってきたぞ。
途中に看板。左に折れると吹上温泉。ん?まだ上るの?
道が狭くなり1本道に。両側は雪壁。道はヘアピンの連続。ゲー、まだ行くんかい。。。
雲を凌ぐ・・・
2:00 「湯元 凌雲閣」 到着。なまら寒〜、なまら風強〜。。。
入り口にはスノーシューやテレマークスキーが置いてある。え?まだ滑れるんだぁ。。。
うう〜身体の芯から冷えたなぁ。入浴料800円を支払って早速温泉へ。
ザブ〜ン。はぁ〜あったまる〜。地獄に仏とはまさにこの事か?
2種類の泉質でGOOD
ちょっとぬるめのお湯がオイラには丁度良い。
ガチガチに固まっていた肩や背中が解凍されていく〜あー極楽。
だいぶあったまってきてから、露天風呂へ行ってみることに。あれ?扉が開かん…。
力任せに押してみると、隙間から寒風がひよぉぉぉぉ〜と音を立てて入ってくる。
ゲっ、風圧が強すぎるんだ。なんとか外へ出ると、突き刺さるような寒さ。
慌てて湯船に入ると… なまらぬるいぢゃないっスか。でも出るに出られず…
じゃあ景色でも堪能って思っても、山側に向いてるし…。ああ谷向きならよかったのにぃ。
頂上が近い。。。
なんだか内風呂でためた暖か貯金がどんどん引き出されてきたなぁ。
気合を入れて露天から飛び出す。ゲっ、またドアが風圧で開かない。さむー。
なんとかシゲと無理やりこじ開け、内風呂へザブ〜ン
…誰だ?風が弱い内陸へ向かおうなんていったのは…。
高速といいこの雪山の温泉といい…
なまら強風と闘ってるぢゃないですか。
ヒィーきびしいっス。。。
風呂から上がり、休憩室で一服。
あいかわらず外ではゴォゴォ音を立てて風が吹きつけている。
ハァ…この風の中、帰りたくねー
でもモタモタしてると、路面凍結するかも…。意を決して出発 14:50
後日ガイドブックで調べてみると、標高1280mと北海道で一番高いところにある温泉宿だって…
マジすかぁ、どおりでねぇ。。。
その80m下にあったカミホロ山荘という国民宿舎は露天風呂が谷向きで絶景らしい。
しかも入浴料が200円も安い。今度はコッチにしよう。。。(今度はあるのか?
なんかありえない感じ。。。
ずんずん下ってくると風も弱まり、暖かくなってきた。ふぅ〜なんかドッと疲れたなぁ。速攻帰途へ。
裏道を通り、島の下からR452へ。三段滝で休憩 16:00
桂沢湖から夕張を抜け、夕張紅葉山のセブン到着 17:00 ふ〜さすがに疲労の色が。。。
さあ、後は慣れた道だぜ。R274をいざ札幌へ。楽勝楽勝♪
なんて楽な展開になるはずも無く・・・
長沼辺りから激寒!こりゃ十勝岳にいた時より寒いかも。風も強く日も翳ってきた。。。
エンジンから出る熱で手を温め、散々な状態で自宅到着。18:30
楽な日帰りツーリングのはずが・・・結局350キロ走破。
オイラもそうだが、シゲは非常に辛そうだったなぁ。。。
今回の反省
目的地は事前に確認すべし
雪山にはバイクで上らない事
日が暮れる前に行動すべし