*水彩色鉛筆の絵の描き方
知識編その8.
モノを立体的に描くコツ〜タッチ編〜
1.モノを立体的に描くときにもうひとつ大事な要素があるよ、それは『タッチ』です。ポイントはモチーフの形にそっていれること!
2.形にそってってどういう意味かな??
A B
3.上のAの絵はリンゴの形を無視してタッチを入れて描いたもの、Bはリンゴの形にそってタッチを入れて描いたものだけど、どっちのリンゴの絵が立体感があるかなかな?
4.えーっと、Bの方がころんとした立体感のあるリンゴの絵に見えるなあ。
6.そうだね、タッチはモチーフの形にそって入れるのが大事って分かったかな?
7.立方体や直方体の場合は面の向きにそって入るよ。すべての面が平面なので右の様に曲線が入ると平面さが失われるので注意。
8.円柱の場合は左の赤い矢印の方向にタッチを入れよう。逆に右の黒い矢印の方向にタッチを入れると曲面の感じが弱まってしまうよ。
9.そして球体の場合は左の図の様なタッチの方向が考えられます。球体の場合は全て曲面なので直線のタッチや、丸みに反するタッチは入らないよ。
10.タッチは色鉛筆で描くときだけでなく、筆で塗る時も同じく形にそって塗ることが大事だよ。
この『タッチ』と前回習った『明暗』をマスターすれば立体感のある絵が描けるようになるはず!
11.ニャン子先生どうもありがとうございました!絵を描くときの参考にします。
12.どういたしまして!