2001年12月
2001年12月25日
今日も歯医者の日。といっても、今日は本当にお話だけでありました。日本の歯科医療が「歯を残す」ということをいかに考えていないかということと、何をすれば歯を残せるかというお話。予想はしていましたがいろいろ大変そうですわ。「歯磨きは歯をこするんじゃなくて、口の中のバイ菌との戦いだと思ってください」とのこと。ええ、戦いましょうともさ。おおまかには、虫歯、歯周病、かみ合わせの3点について治療することになりそうですが、まずはレントゲンを撮ったり歯型を取ったりそのほか口の中を調べねばなりませんので(デンタルドックというらしい)、実際に治療に入るのは2月ころになるでしょうかねえ。しかしまあ、歯医者というのもいろいろあるものです。思えば大学のとき近所にあるという理由で行った歯医者が一番下手くそでしたか。下手とか言う以前に、治療中に歯科助手(愛想の悪いお姉ちゃんだった)と昼飯に何食べるかとかくっちゃべっていたのが妙に記憶に残っている、つまりはやる気を感じさせない医者でありました。親不知の抜歯などとても頼めない感じでしたから、虫歯の治療が終わった時点で即退散させていただきましたが。それにしても私の口の中は本当に良くなるのでしょうか。以下次号(1月7日予定)。
2001年12月18日
行きたくないなあ、と地に足が粘りつくような思いと戦いつつ(大げさです)出向いた歯医者さんでしたが、今日は欠けた歯の部分のレントゲンを撮り、薬をつめておしまい。時間がなかったせいもあって、「かみ合わせの話は難しい話になるからまた今度にしましょう」とあっさり言われてしまいました。まあ、積極的にかむのをやめてからは特に痛まないので良いのですけれど、なんだか拍子抜けいたしました。でもデンタルドックとか受けて、ちゃんと治療始めたらお金もかかるんでしょうねえ。怖いですわ。
歯が悪くて物をかめんぞ、わしゃどうすればいいのだ?となったら食事は麺類でしょう。私はもともとラーメン大好きですし、それで文句もございません。ということで今日の昼から、歯医者の後は吉祥寺ラーメンめぐりに決定! ビバ麺類。
ということで今日出向いたのは「麺々亭 火の国」というお店。吉祥寺ロフトの並びでやや吉祥寺通り寄り。とりあえずラーメンを頼む。出てきたのはごくフツーのラーメンでした。よく見かけるしょうゆ豚骨(だろうと思う)ベースに油ほどほど。中くらいの太さの麺に具はメンマ・ほうれん草・チャーシュー・焼き海苔。説明に困るくらいありふれたものでございます。これで600円ならあえて選んで食べに行くべきかどうかは微妙なところ。実は昨日の夕飯も、やはり歯医者を経由してきた友人とラーメンを食べに行ったのでした。こちらは駅東側ガード下の「武蔵野ラーメン」。1.5玉のラーメンを頼む。麺が中太だったことを除けば、スープも具も「火の国」に一見そっくり。ただ「武蔵野」の方がスープにコクがあるというか、うまみを感じさせるものでありました。ちょっと油が多めでしたが、注文の際にスープの味付け・麺の硬さとともに指定できるようなので減らしてもらえば問題ないでしょう。1.5玉で700円ならまずまずのお値段かと思います。
2001年12月17日
先ごろ奥さん(注:いつの間にやら結婚していたのです)が会社から、ステーキ用の霜降り肉をもらってきたので焼いて食べたのですが、実に美味しゅうございました。軟らかいしうまみはあるし。でも霜降りは食べてるうちにちょっと飽きてくるかな(とか言ってみたかった)。ごちそうさま。
もっとも近ごろでは牛といえば、霜降りがどうこうよりも「狂牛病」。日本獣医師会が牛海綿状脳症について、「狂牛病」の名称の使用をやめて、国際的にも認知されている「BSE」を使おうじゃないか、と呼びかけているとのこと。確かに「狂牛病」は病気の実態を今ひとつ反映していないし、病気に対する悪いイメージを増幅するだけとも見えるので、まっとうな言いようと思われます。しかし「Bovine
Spongiform Encephalopathy」ですか。分かりにくいのも確かですねえ。早く安心して肉を食べられる世の中になってほしゅうございます。牛肉だけでなく、豚も鶏も(この辺は相変わらず肉骨粉食べてるんですか? だいたい、牛が肉を食べてるなんて思いもよりませんでしたよ。子供のころに遠足で見た放牧の風景は、文字通りあまりに牧歌的で今風ではなくなったのでしょうか)。まあ、今でもあきらめて食べてしまっているわけですが、こういうのをシニシズムというのかなあ。
しばらく前に奥歯がガリッと欠けたのを放ったらかしにしていたら、かみ合わせが狂って顎がずれてしまった様子。気がついた時には、下顎が前歯1本分左にずれていたのです。道理で顎関節のあたりが痛むはずですよ。恐怖が募って口腔外科に予約を入れたのですが、これからどうなることやら。歯の治療、咬合の再構成、顎関節症の治療……はあ。
2001年12月12日
今日は12がそろいました。そのこと自体には特に意味もありませんが──とか書くと、「ばか者、意味というのは『それ自体』に宿ったりするものではないのだ!」とどこかからおしかりを受けそうな気もします。
今日はとりあえず日記を再開した(半年ほどしか続かなかった日記に対し、2年という月日を「中断」と呼ぶのが許されるならば)、というのが主な出来事。お休みの昼間をHPいじくりでつぶしてしまいました。とまれ、日記について日記に書く。良きことかな。
「不学日記」は、論語の言葉(と書くと何だか立派そう)の「思而不学則殆」より。「思いて学ばざればすなわちあやうし」。中学校で習いましたよね。うーん、ええ言葉や、と思って何年か前から座右の銘ぽく使っているのですが、「不学」だけぬき出すとただの勉強不足みたい。すみません。勉強します(と何年思ってきたことか)。少なくとも、「不思不学日記」にはならないようにしなくては……。
ところで、上の「思而不学則殆」の「すなわち」って則でよいのだったかしらと思い久々に漢和辞典をひいてみると、いつの間に古本のにおいがするように。新本で買ったのにな、とはいうものの、思い起こせばこれを買ったのは小学校高学年に上がるころの話。某地方都市の「八文字屋」という立派な名前の本屋でのことでした。奥付には「1982年12月10日 第8刷発行」とありますから、19年前の今ごろの本なのですね。しかし古本のにおいって、いったい何のにおいなのでしょう。
ちなみに今手元にある本で、自分自身で最も早くに買った本というのは佐藤さとる『だれも知らない小さな国』の文庫本のようです。奥付には「昭和55年6月23日 第22刷発行」とあります。今読んでも、瑞々しくてこまやかな想像力に支えられたきれいなファンタジーです。しかしなあ、これがファンタジーだとすると、ハリポタとかは確かに面白いと思いますが、想像力はすごくがさつ。というかコミック的・D&D的・特撮的になっていますね。明らかに時代の差でしょう。日本でも、コロボックルのような存在を感じられる空間というのは、もはや存在しないように思いますから──ということを、漬け物にする野菜を塩もみしながら考えたのでした。おいしいですよね、キュウリの浅漬け。