鯉のパンプカ釣り
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浮かせたパンで鯉を釣る「パンプカ釣り」はよく知られた釣り方ですが、なんとなく邪道ぽくって今までやりませんでした。しかし最近はブッコミ釣りだと6月〜9月の夏場はなかなか釣れないし、暑くてながく釣り場にいられないため、朝の短時間勝負で2011年からチャレンジしています。

エサ
当たり前ですが、パンプカだからエサはパンです。

食パンを使用していますが、銘柄によってエサもちがぜんぜん違います。しっとりしたパンが良いです。あんまり安いパンだとパサパサしていて使いにくいです。
今後は、ポップアップボイリーを使ってみることも考え中です。
パンプカの邪魔者「ボラ」です。
パサパサしたパンだと、ボラの猛攻にあってすぐに無くなってしまいます。コイ1に対してボラが1000くらい寄ってきます。
小さい針を使うとすぐボラがかかってしまうので、針はブッコミの時より大きめを使っています。
ボイリーみたいにヘアリグにパンを付けてみましたが、針がフリーなので、パンの周りを泳いでいるボラの胴体とかシッポとかに掛かってしまい逆効果でした。
写真ではわかりにくいと思いますが、ものすごい数のボラが寄ってきます。まいたパンは大部分がボラに食べられてしまいます。
エサのパンを狙ってくる
パンプカの敵

種類 場所 対策
ボラ 水中 針、エサを大きくして針に掛からないようにする。
カメ 水中
水面
水面に顔を出すことが多いので見かけたら仕掛けを逃がす
水面 寄って来たら仕掛けを逃がす
カモメ 空中 飛んでいるところに仕掛けを投入しない
陸上 手で追い払う
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ポイント & よせエサ
ポイントとしては、よせエサとしてまくパンが溜まるような場所が良いと思います。
メインの竿は飛ばしウキで投げて、手持ちでやっていますが、写真のようにポイントが足場の直下の場所は、置き竿にして離れて待ちます。
よせエサのパンをまいた所です。
このくらい大量にまくと、一気に活性が上がります。
時間がたつと警戒心が出てきますので、まいてから10分が勝負です。

この中から針のついたパンを食わせるのにコツが必要で、そこがこの釣りの一番おもしろいところです。
ちなみに、このパンは自分でまいたものではありません。
*ちょっとまきすぎ・・・・・・

コレだけの量のパンを買ってまくとすると、経済的にかなり大変ですよね(^^;;;
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仕掛け 「コ式」が有名ですが、カズイは使ってません。
2本針でハリスは約40cmとブッコミより長めにして、仕掛けの先端にウキをつけて浮力調整できるようにしています。(ポップアップボイリーみたいな感じ・・・・)
管付き針を使用して結ばずに穴に通すだけにしています。誘導距離を調整するため、前後にゴム管を入れて爪楊枝で固定します。
手持ちタックルは、大きめの磯釣り用のウキを使用しています。ウキは重さがあったほうが狙った位置に投入しやすいです。

浮きの位置を調整できるようにウキの前後にゴム管を入れています。
置き竿タックルは、10号前後のオモリを使用します。
仕掛けは道糸にスナップをつけるだけの全誘導です。
仕掛け投入時は、パンを浮かせたいポイントよりも少し先にオモリだけを投入して、後から仕掛けを道糸に通して滑らせます。
イカのヤエン釣りみたいな感じです。
5CFでは潮の上げ下げで流れが強くなるタイミングがあるので、そんな時は有効です。
浮いてくる鯉はパン以外にも流れてくる白いゴミにも良く反応するので、仕掛け先端のウキを白く塗ってみました。
なかなか良い感じです。
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タックル
普段使用している「コンパクトロッド+両軸リール」でやっていますが、今後は「アワセ」を入れたいなぁーとも思っていますので、バスロッド+スピニングでやってみようかと考え中です・・・・・

これでも「アワセ」は入れられるので、しばらくはこのままやろうと思っています。
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