*水彩色鉛筆の絵の描き方
知識編その4.
かたちのとり方のコツ〜リンゴ編〜
1.絵を描くときにまず初めにすることといえば、モチーフ(描く対象)のかたちをとることだよね。ではさっそくぺぺくん、このリンゴのかたちをとってみよう。
2.こんな感じかなぁ…。
3.あれれれ?ちゃんとモチーフを見て描いたかな?かたちを正確にとるにはいきなり輪郭を描こうとすると難しいので、まずタテ・ヨコの比率をつかむといいよ。
<比率の測り方>
4.まず腕をまっすぐに伸ばし、片目をつぶり、垂直に鉛筆(竹ひごなどでも)を持つようにします。
5.次に姿勢を保ったまま鉛筆を水平にしてリンゴのヨコの一番長いところを鉛筆の先と親指で計ります。
6.そして指をそのままにして次は鉛筆を垂直にしてリンゴの下と親指を合わせてみます。そうすればこの図のリンゴはタテのほうが長く、ヨコ幅がちょうどくぼみの部分にくることがわかります。この比率で画用紙にも描くようにします。
7.なるほど。さっそくちゃんと比率を測ってみると写真のりんごはヨコにくらべてタテが若干長いことが分かりました。
8.もしうまくかたちがとれなくても、りんごなどの自然のものは1つ1つかたちが違うものだから、多少かたちがおかしくなっても気にしなくてもいいよ。でも世の中にはそういう比率がくるってると、おかしな絵に見えてしまうモチーフがあるのです…。次はそれについてだよ。
その5.かたちのとり方のコツ〜立方体編〜
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