廃墟となった駅




古館(ふるだて)
小坂鉄道の中では一番新しい駅でした。しかし、既にそこに駅があった形跡はありません。

篭谷(かごや)
山間の小さな駅でしたが、現在はホームの跡もなく、駅の形跡を見つけるのは難しいです。

深沢(ふかさわ)
現在はコンクリートの土台だけが残っています。県道2号線に面していますが、夏場は草木が多く近寄るのも大変です。

新沢(しんさわ)
昔は交換駅だったため、コンクリートのホーム跡も駅舎も残っています。時間の経過とともに荒廃も進んでいます。
新沢の構内には、腕木式信号機の残骸も捨てられていました。

雪沢温泉(ゆきさわおんせん)
以前は待合室がありましたが、今はありません。土台だけはしっかり残っています。写真右は県道2号線。

小雪沢(こゆきさわ)
昭和30年代までは電車とSLの交換駅でしたが、その後気動車になった時に登録抹消となった幻の駅です。現在は春先にホームが確認できる程度です。

東岱野(ひがしたいの)
   ・・・<写真がありません>・・・
製材所の横にホームだけがありましたが、現在は跡形もありません。

岱野(たいの)
交換駅として栄えた頃もあり、駅舎もありました。現在は樹海ドームが近くに建設され、旅客として利用されることを期待します。

松嶺(まつみね)
花岡線の駅であるため線路も撤去されており、どこに駅があったかも判明できない状況にあります。

花岡(はなおか)
花岡線の終着駅。昔は大きな駅だったのに、今は鉱山の子会社の事務所になっていました。駅の跡が全く見当たりません。


おまけ・・・森林鉄道の廃線跡
昭和初期、茂内駅から森林鉄道が走っていました。当時の廃線跡はこの橋梁の土台しかありません。この先、どこが終点だったかも発見することはできませんでした。


Copyright (C) 2001-2007 Chorosuke to Tetsudo