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小坂製錬鉄道(貨物専用線)
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小坂製錬鉄道は、秋田県北部の山岳寄り、小坂町と大館市を結ぶ全長約20キロの小さな鉄道です。元々、鉱山町として栄えた小坂町から、鉱石や製錬中に発生する濃硫酸、そして鉱山で生活する人々を、大館市まで運ぶための主要機関として活躍していました。
現在では貨物業務のみとなりましたが、昔と変わらずに山並みを赤い機関車が唸りをあげて駆け抜けます。そして、小坂鉄道には古き良き時代の鉄道風景があります。「腕木式信号」「タブレット交換」「有人式踏切り」は現役であり、運転士も人情あふれる良い人が多いです。
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